FC2ブログ

Funny stories

ARTICLE PAGE

11 2018

episode34 檀紀4348年

【奎章閣閣臣たちの日々】に登場するキャラを、勝手に現代に置き換えた二次創作です。
たくさんのリクエストをいただいたコロユニの妄想ストーリー♪……妄想です。
アダルティな表現も、ややぼかしつつ……ご容赦ください。


「コロ先輩。すみません、お先に―――」
「おう…」
翌日の昼休み。先に席を立ったユニがジェシンに声を掛けた。
ジェシンはパソコンの画面に顔を向けたまま、横目で彼女が出て行くのを見送った。
ユニが出て行くのを見計らったように、ヨンハがジェシンの背中に向かって尋ねた。
「おい!コロ?飯にしよう…今日は何にする?中華?イタリアン?和食?」
「いや…今日はやめておく…」
「あ、そう―――おーい!カラン、飯行こうぜ!」
ジェシンの返事に、あっさりと諦めたヨンハは、ソンジュンに呼びかけた。

オフィスを出たジェシンは近くのコンビニに向かい、キンパとペットボトルを買うと、袋を下げて公園に向かった。


―――やっぱりいたか…

公園のベンチにひとり、ぽつんと座るユニの姿を捉え、ジェシンは思った通りだとため息を吐いた。

「ダイエット中か?そんだけじゃ、足りないだろ?」

ユニが顔を上げると、太陽を背にしたジェシンが立っていた。
逆光で表情は見えないが声は優しい。

「コロ先輩…」
「ほら、好きな方を選べ…何なら両方食べるか?」




ジェシンは、たった今しがたコンビニで買ったキンパをユニに差し出した。
そっけなくて乱暴な口調なのに、落ち込んでいた気分が癒される。
ユニはキンパの包みを一つだけ手に取ると、頬に添えてにっこりと微笑んだ。
その愛らしいユニの仕草に、ジェシンは思わず、ばつの悪そうな表情を浮かべて顔を横に向けた。

ジェシンはユニの隣に腰を下ろし、キンパをほおばりながら、まあまあだなと頷いた。
ジェシンの様子を見て、ユニが言った。
「暴れ馬っていうから、もっと怖い人だって思ってました」
「俺?ははっ…コロ(暴れ馬)なのに、お前にだけ優しくすると、厄介なことが起こるってか?」
「え…?」
ユニの顔に陰りが浮かぶ。
「お前は、Q.Y.システムの成均館3人組のお気に入りだって?…まったく女ってやつは―――」
くだらない、と呆れ顔でつぶやいた。
「ご存知なら…皆さんと同じように接して―――」
「同じようには無理だ…お前は、お気に入りじゃなくて、特別な女だから」
ジェシンはユニの言葉を遮って、真顔で言った。

―――私が、特別!?

ユニは、どういう意味だと言わんばかりの顔で、ジェシンを覗き込んだ。

「俺たちの知ってる女によく似ている…似ているどころか瓜二つだ。初めて会ったとき、そいつが生き返ったと…驚いた」


  『ヨナか!?』

ユニは、ジェシンと初めて会った時、彼が驚いた顔で、誰かの名を呼んだのを思い出した。

「生き返ったって、その女性は…?」
「もう、この世にはいない…」
「それって…もしかして…?」

ジェシンは切なそうにユニを見つめて言った。

「カランの妻で、俺の、妹だ―――」


※挿入する画像は、管理人の悪趣味により編集・加工を施しており、あくまでもイメージです。否定や侮辱ではございませんこと、ご容赦ください。実在する人物・団体とは一切関係がございません。

にほんブログ村

お気に入りの二次小説は!?



関連記事

カラユニ ソンジュンギ 成均館スキャンダル 성균관스캔들

0 Comments

Leave a comment