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10 2018

episode33 檀紀4348年

【奎章閣閣臣たちの日々】に登場するキャラを、勝手に現代に置き換えた二次創作です。
たくさんのリクエストをいただいたコロユニの妄想ストーリー♪……妄想です。
アダルティな表現も、ややぼかしつつ……ご容赦ください。


ヨンハとソンジュンは9階のカフェに寄ると言い、ジェシンは一人でオフィスに戻ってきた。

デスクでぽつんと座り、ぼんやりとしてパンを頬張るユニの姿を捉えると、何気ない素振りで彼女に近寄り、耳元でつぶやいた。
「何だ、今日は寝坊か?」
ジェシンの声ではっと我に返ったユニは、作り笑いを顔に貼りつけて言った。
「ははっ、そうなんです―――」
ジェシンの視線が、デスクの下に置いた弁当の包みに向けられると、慌てて付け足した。
「―――昨日、お弁当箱をロッカーに忘れてしまって…」
ジェシンはふーんと頷き、それ以上は何も言わず自分のデスクに腰を下ろした。




仕事が一段落したジェシンは、コーヒーが飲みたくなって席を立った。

「コーヒー、いるか?」
ジェシンに声を掛けられたユニは、カタカタとキーボードを打つ手を止めて、彼を見上げ首を横に振った。

オフィスを出て、エレベーターホールに向かう。横に抜ける通路で、女子社員の話し声が耳に入った。
「―――ユニさんの…」
ジェシンはユニの名前に、思わず足を止めて聞き耳を立てた。

「―――お弁当がぐちゃぁって…ロッカーの中、酷かったわ…」
「うわ…気の毒」
「だって、成均館3人組を独り占めしようとしたんだもの。目をつけられても仕方がないわ」

成均館3人組とは、ジェシンとヨンハ、ソンジュンの三人を指した呼び名だ。
ジェシンは社員が裏でそう呼ぶのを知っていた。
それが、ユニの弁当と何故つながるのかが気になって、腕を組んで壁にもたれた。

「じゃあなに?もしかして、やったのはヒョウン女史?…ユニさんが、3人組に気に入られてるからって?」
「多分ね…ロッカーのカギを管理してるのは、彼女だけだもの」
「だけど、すぐに自分が疑われるようなことする?」
「だからよ…私からの警告よって知らしめるくらい、ヒョウン女史ならやりかねないわ」
「まあね…本当に気の毒としか言いようがないわね…ヒョウン女史に睨まれて、半年と持った人なんていない―――」

「おいっ!」
聞いていられなくなったジェシンが、通路を覗き込んで二人に怒鳴った。
「きゃっ!」
「きゃぁ!」
女子社員の悲鳴が通路に響く。
「お前ら、頼んでいた仕事もしないで……無駄口ならさっさと終えてからにしろ!!
「…すみません」
二人とも肩を窄めて、頭を下げる。
「もう一つ…人の陰口ばっかり言ってると、癖になるぞ…早く戻れ…」
はい、と小さく頷いた二人は、ジェシンの前を早足で通り過ぎた。

―――めんどくせぇ

ジェシンは、ポケットに手を突っ込みながら、エレベーターの前に立った。


※挿入する画像は、管理人の悪趣味により編集・加工を施しており、あくまでもイメージです。否定や侮辱ではございませんこと、ご容赦ください。実在する人物・団体とは一切関係がございません。

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