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Funny stories

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08 2018

episode32 檀紀4348年

【奎章閣閣臣たちの日々】に登場するキャラを、勝手に現代に置き換えた二次創作です。
たくさんのリクエストをいただいたコロユニの妄想ストーリー♪……妄想です。
アダルティな表現も、ややぼかしつつ……ご容赦ください。


「お弁当も悪くないわね」
家に帰ったユニは、きれいに洗ってある弁当箱をながめながらつぶやいた。

いつもスーツをビシッと決めているソンジュンの姿から、彼のエプロン姿を想像して、思わず笑みがこぼれる。
しかしすぐに、がっかりとした表情で大きな溜息を吐いた。


 『妻は…2年前に亡くなったんだ―――』

別れ際にソンジュンの口から聞いたのは、衝撃的な言葉だった。
亡くなっても未だなお、ソンジュンに愛されているのだろう。

 『僕にとって、もったいないくらいの妻だよ―――』

いつだったか、ソンジュンが言っていた言葉だ。

―――敵わないわ

世の中には、妻をないがしろにして、欲望のまま不倫に走るような男もいるのにと、ユニは世の中の不公平を嘆いた。
妻子がいると聞いていても、ソンジュンの一挙手一投足に、舞い上がる想いだった。
その妻がいないのなら、ユニだってチャンスがあるはずなのに、到底敵わない相手だと悟る。

「亡くなっても愛されてるなんて…どんな奥様だったのかしら」

.。o○○o。..。o○○o。..。o○○o。.


数日後。
心地いい風と鮮やかな青空に誘われるように、隣接する公園のベンチで弁当を食べようと思いながら、自分のロッカーを開けて驚いた。

―――どうして!?一体誰が…?

ユニのロッカーは、弁当が開けられて中身が散乱していた。
落ちてこぼれたというより、わざわざ開けて投げつけられたようにも思える。
あとから入ってきた他の女子社員が、呆然と佇むユニとロッカーの悲惨な状況を見て心配そうに窺った。

「ユニさん?大丈夫?」
「ええ、平気です。ちゃんと包んでなかったみたい…ははっ」
「包んでなかったって、でも…」
落ちて散乱した状態ではないことは、誰の目にも明らかだった。

ユニは、昼休みの半分をロッカーの掃除に費やした。




昼食を終え、地下の店から階段を登ってきたジェシンたちが、コンビニの袋を持ってオフィスビルに入ってきたユニに気付く。
ユニは、彼らに気付かずにエスカレーターで2階へ昇っていった。

「ん?あれ、ユニちゃん…今日は弁当じゃないのか?」
「そうですね…コロ先輩?押してる仕事でもありました?」
「……いや」
ジェシンは、エスカレーターで上がっていくユニの姿を、目で追いかけながらソンジュンに答えた。

―――あいつ、先に出てったはず…


※挿入する画像は、管理人の悪趣味により編集・加工を施しており、あくまでもイメージです。否定や侮辱ではございませんこと、ご容赦ください。実在する人物・団体とは一切関係がございません。

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