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04 2018

episode29 檀紀4348年

【奎章閣閣臣たちの日々】に登場するキャラを、勝手に現代に置き換えた二次創作です。
たくさんのリクエストをいただいたコロユニの妄想ストーリー♪……妄想です。
アダルティな表現も、ややぼかしつつ……ご容赦ください。


「あの…今日から、お弁当にしたんです」

いつものように、ユニはヨンハに昼食に行こうと誘われたが、弁当を持ってきたと言って断った。

「なんだ。朝は苦手って言ってなかったか?」
「え…?」

―――そうだった…

朝が苦手で朝食を抜くことがあると言ったことを、ヨンハが覚えていたようだ。

「それにビル内の昼食は、会社から補助が出るだろう?」
「あのぉ…その」
オフィスビルの中での飲食は、親会社が運営しているだけあって補助金が出る。
だから、ほとんどの社員が利用していて、弁当を持参している社員は稀だった。

しどろもどろなユニの様子に、ヨンハが探るような表情を浮かべる。
「何か、ほかの理由がありそうだな……そうだ、今度俺の分の弁当を作ってくれない?」
悪戯っぽい笑みを浮かべるヨンハに、ユニは苦笑いを浮かべてごまかした。

しばらく経ったある日、ユニは、ソンジュンから、ジェシンについて下請け会社に行くように言われた。

「―――わかりました、イ課長」
ソンジュンが笑顔で頼んだよ、と言うと、ユニの頬に赤みがさした。
ユニは踵を返し、ソンジュンのデスクを離れようとして立ち止まった。

「あ…」

―――お弁当……

急に立ち止まったユニの後ろ姿を、ソンジュンは不思議そうに見た。

ユニはフロアを見渡し、ヒョウンの姿が無いのを確認すると、再びソンジュンのデスクに近づき、小さな声で彼に訊ねた。
「イ課長?今日のお昼はどうなさいますか?」
「ん…?そうか、今日は…先輩たちがいないから、コンビニのパンでも買って済まそうかな?…でも、どうして?」
ヨンハは親会社に出張していて不在だ。ジェシンも下請け会社に行くのなら、ソンジュンは昼食をどうするのだろうと、ユニは思った。
「お弁当がいらなくなってしまったので、もし食べていただけるなら……」
「きみが作ったお弁当?嬉しいけど、僕が食べてもいいの?」
ユニは言ってしまったあとで、余計なお世話だったかもしれないと思ったが、ソンジュンの嬉しそうな顔を見てほっとした。
「イ課長のお口に合うかどうか、わかりませんが…」
「ありがとう―――」
喜んでもらうよ、というソンジュンに、ユニは満面の笑みを浮かべた。



昼休みが始まり、各々が仕事の手を止めて、昼食をとりにフロアを出て行く。
ヒョウンは、人がまばらになったのを見計らって、まだパソコンに向かって仕事をしているソンジュンのデスクに近づき、彼に訊ねた。
「イ課長?よろしければ、お昼をご一緒しません?」
「え?あ……すまない、今日は…コンビニのパンを……そう、コンビニでパンを買ってきているから―――」
ユニから弁当をもらったと言えず、ソンジュンはとっさに嘘をついた。
ありがとう、というソンジュンに、ヒョウンはがっかりとした表情を浮かべて、フロアを出て行った。



※挿入する画像は、管理人の悪趣味により編集・加工を施しており、あくまでもイメージです。否定や侮辱ではございませんこと、ご容赦ください。実在する人物・団体とは一切関係がございません。

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