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30 2018

episode26 檀紀4348年

【奎章閣閣臣たちの日々】に登場するキャラを、勝手に現代に置き換えた二次創作です。
たくさんのリクエストをいただいたコロユニの妄想ストーリー♪……妄想です。
アダルティな表現も、ややぼかしつつ……ご容赦ください。





「いらっしゃいませ~!こちらへどうぞ!」

オフィスビルの地下で家庭料理を出す、【スジョ/匙箸】というレストランに3人は入って行った。
昼時の店内は込んでいたが、店員がヨンハの顔を見ると、当たり前のように奥の個室へ案内した。

テーブルを囲むように、ユニの右側にヨンハが座り、正面にはジェシンが座った。
左側の席が開いているが、ソンジュンの席だろう。

ジェシンはテーブルに肘をつき、体はヨンハに背を向けるように斜めを向いているが、ときおり眼帯をしていない方の目だけを動かし、ユニをちらちらと見ている。
ユニは恥ずかしさのあまり、うつむき加減で体を縮ませていた。
ヨンハは、楽しそうに笑みを浮かべ、二人を交互に見ていた。

「今日は、何になさいます?」
店員が注文を聞きに来た。
ヨンハは迷わず、日替わり定食を頼み、ジェシンは他になにがあるのかと訊ねた。
「今日は、イイダコのいいのが入っています。チゲはどうです?」
「うん、じゃそれを」
「そちらのお嬢さんは?あら?新顔ね?」
ユニは、店員に頭を下げて言った。
「私も、同じ、イイダコのチゲで…」
「はい、かしこまりました……えっと?」
「ユニです。キム・ユニです」
ユニは、にっこりと微笑んだ。
「ユニさんね、初めまして。このお店をよろしくね」

ユニと、店員とのやり取りを見ていたジェシンの顔が、いつの間にか和らいでいた。
ヨンハの顔に、にやにやとした笑みが浮かんでいるのを見て、ちっと舌打ちした。

「カランさんは、日替わりでいいかしら?―――」
ヨンハが頷き、もうすぐ来るだろうから一緒でいいというと、店員はテーブルを離れた。

オフィスでソンジュンを呼ぶときにも、この店の店員もソンジュンのことをカランと呼んでいることに、ユニは疑問を持った。
カラン/佳郎とは最高の夫という意味があるのは知っていた。
上司に対して、なれなれしくあだ名で呼ぶのが不思議で仕方がない。
ユニは、思い切って訊ねた。
「あの…カラン(佳郎)って、イ課長のことですよね?」
ヨンハが頷きながら答える。
「ん?ああ、そうだ。立派な花婿って意味…あ、そうことじゃなさそうだな?―――」
ユニは、小さく頷いた。
「―――あいつは大学の後輩なんだが、先にうちの会社に入社して、エリートコースを歩んでる。いずれは支社長にでもなるんじゃないか?」
「すごいですね…」
ユニの目が輝くのを見て、ジェシンがふんと鼻を鳴らした。

「―――すみません、遅くなりました」
自分のことを噂されているなんて、少しも知らないソンジュンが個室に入ってきた。
「噂をすれば、だな?ははは、お前も日替わりでいいだろう?」
「ええ」
ソンジュンは、ユニを見て微笑んだ。

―――イ課長、素敵…

ユニは、思わずぼうっとしそうになり、はっと我に返った。


※挿入する画像は、管理人の悪趣味により編集・加工を施しており、あくまでもイメージです。否定や侮辱ではございませんこと、ご容赦ください。実在する人物・団体とは一切関係がございません。

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