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Funny stories

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27 2018

episode24 檀紀4348年

【奎章閣閣臣たちの日々】に登場するキャラを、勝手に現代に置き換えた二次創作です。
たくさんのリクエストをいただいたコロユニの妄想ストーリー♪……妄想です。
アダルティな表現も、ややぼかしつつ……ご容赦ください。


「この前まで、日本にいたんですって?」
「え?あ、はい…」
「ここよ、女子専用のロッカールーム。入って…」

女子社員のロッカールームにユニを連れてきたのは、プログラマーのアシスタントを務める、ハ・ヒョウン29歳だ。
ジェシンとヨンハとは同じ歳だが、ユニと同じアシスタントという肩書きだった。
いわゆる、ヨンハに顔だけで採用された女子社員で、とても美人だが、取り立て仕事をバリバリやるタイプではなかった。
本人はいたって仕事もプライベートも充実していると思っている。
いつか、素敵な男性と出会い、幸せな結婚生活を夢見る女史だった。
取り分け、歳下だが上司でもあるソンジュンに心を寄せているが、妻に先立たれた上に子持ちだということが、結婚の条件から外れていると、常々思っていた。

「―――ここ、使って?私物はできるだけ持ってこないように。鍵は自分で管理すること。何か無くなっても文句はいえないわ…」
ヒョウンは、空いているロッカーを開けてユニに鍵を渡すと、今度は自分のロッカーを開いて化粧直しを始めた。
私物は持ってこないでと言った本人のロッカーには、明らかに会社帰りに遊びに行くための着替えや、踵の高いヒールなどが詰め込まれていた。

「はい、わかりました」
ユニは、自分のバッグから手帳や筆記用具などを取り出し、バッグだけを空のロッカーにしまうと、ヒョウンが化粧を終えるのを黙って待っていた。

ややあって、ツンとした表情で「行きましょうか」とユニを促した。
ロッカールームを出て、廊下を歩く二人の姿は、まるで侍女を従える王女のようだ。

「ねえ、高麗大学を出て、日本の大学?なんて大学だったかしら?」
「早稲田です…」
「わ、せ、だ?…へぇ…日本で有名なの?……」
「あ、いえ、有名かって言われると、それほど―――」
ユニは、日本の有名大学のひとつを知らないという先輩女史に、恐縮しきって口をもごつかせた。
「留学して、外国でそのまま就職って、珍しいわよね?…あ、もしかして好きな男を追いかけて、って感じ?」
「えっ!?…そんな、違います…」

―――するどい!?

ユニは、いきなり図星をつかれ、笑ってごまかした。

「それと、コロ…ううん、ムン課長代理と顔見知りのように思えたけど?」
「いえ、少し前に困っているところを助けて貰ったんです。お名前も知りませんでした」
「あ、そうなの…でも、あまり近づかないほうがいいわよ。彼も人気があるから、他の女子社員に嫌われないようにね」
「はい…ありがとうございます」

オフィスの扉の前で、くるりと振り返ったハ・ヒョウン女史は、ユニに言った。
「あとはぁ、あとは、仕事のことだったら何でも聞いて?」
「ありがとうございます。よろしくお願いします」
「はい、よろしく…あと30分で、お昼ね…なにして時間を潰そうかしら」
そう言うと、ヒョウンはオフィスへ通じるドアを開け、腰を振りながら中に入って行った。




<登場人物>
ハ・ヒョウン
29歳
ユニと同じ、Q.Y.システムのアシスタント社員。
いわゆる、顔だけでヨンハに採用された女子社員。
上司のソンジュンに想いを寄せるが、相手にされていない。
自分以外の女子社員が、注目されたり、ちやほやされるのが大嫌い。



※挿入する画像は、管理人の悪趣味により編集・加工を施しており、あくまでもイメージです。否定や侮辱ではございませんこと、ご容赦ください。実在する人物・団体とは一切関係がございません。

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