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23 2018

episode21 檀紀4348年

【奎章閣閣臣たちの日々】に登場するキャラを、勝手に現代に置き換えた二次創作です。
たくさんのリクエストをいただいたコロユニの妄想ストーリー♪……妄想です。
アダルティな表現も、ややぼかしつつ……ご容赦ください。


一週間後には歩けるまでに回復し、ヨナの顔に笑顔も見られるようになる。
そして検査の結果が出たと、医師から伝わると、ソンジュンについてヨナも同席し一緒に説明を聞いた。

「検査の結果ですが、やはり悪性のものでした―――」
ガンであると告げられた。
ひざに置いたソンジュンの手が震える。覚悟を決めていたヨナは彼の手をぎゅっと握った。
他の臓器への転移はないが、リンパ節には転移しているという。
リンパに転移が診られるなら、血液を伝って全身に癌細胞が回っていることは百も承知だ。

「…腫瘍は無くなったのですよね?だったら―――」
ソンジュンは、奇跡の言葉を待った。
「―――膵臓ガンの5年後の生存率は5%です」
苦渋の表情を浮かべる医師に、そう告げられたソンジュンは、信じないと言うように首を振り、医師や看護師の前にも関わらず、ぼろぼろと涙を流しながらヨナの細い身体を掻き抱いた。

ヨナの身体を容赦なくガンが侵し、どんどんやつれていくヨナ。
高価な抗がん剤も苦しいだけで、効果がないという。
まもなく肝臓に転移が見られ、入退院を繰り返すようになって初めて、父のグンスが息子のジェシンに連絡を入れた。
旅先で聞かされたジェシンは、すぐに飛行機のチケットを手配し、仁川に着いたその足で病院に向かった。

「ヨナ!?」
病室に入ってきたジェシンは、真っ青な顔でヨナの名を呼んだ。
「兄さん……」




久しぶりの再会で、精一杯明るく微笑もうとする彼女が、ジェシンの目に痛々しく映る。
付き添っていた母から、ヨナの病状と容体を聞くと、彼はその場で崩れ落ちた。

やがて脳にまで転移が見られると、手の施しようがなくなった。
ヨナは焦点の合わない瞳で必死に娘のミナを探し、涙を流す日が続いた。


※挿入する画像は、管理人の悪趣味により編集・加工を施しており、あくまでもイメージです。否定や侮辱ではございませんこと、ご容赦ください。実在する人物・団体とは一切関係がございません。

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