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Funny stories

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26 2018

episode5 檀紀4348年

【奎章閣閣臣たちの日々】に登場するキャラを、勝手に現代に置き換えた二次創作です。
たくさんのリクエストをいただいたコロユニの妄想ストーリー♪……妄想です。
アダルティな表現も、ややぼかしつつ……ご容赦ください。


引っ越しの準備で疲れはピークな上に、密かなユニの期待は裏切られた。
すぐにうつらうつらと眠気が訪れ、壁にもたれて寝入ってから、ほんの10分ほどだった。ユニは新横浜を発車するアナウンスで、おぼろげに目を覚ますと、太ももを何かが這うようなおぞましさに、ぎょっとして目を見開いた。
慌てて隣を見ると、中年男の顔が間近に迫り、船をこぎながらユニにもたれかかってくる。
男は無意識なのか、それともわざとなのかわからなかった。
ユニは、そっと肘で男の体を押すと、薄目を開けてもごもごと口を動かし姿勢を戻す。
ほっとしたのもつかの間、いつの間にひじ掛けから下ろしたのだろう、男の手がユニの座っているシートに乗せられていた。
ユニは触られないよう片方の尻を浮かすと、なんと、男が手がモゾモゾと動き出したではないか!!

―――!?…この、エロじじい!!

席を立とうか悩むが、三人掛けの一番奥だ。端の若い男は目を開けているが、長い足を組んでいて通りづらい。
窓にべったりとはりつくようなユニの姿はさぞ滑稽だろう。
若い男は、ユニのそわそわする様子に気が付いたのか、中年男の様子を見て、席を替わるとジェスチャーをしてみせた。
ユニはすっと立ち上がり、中年男の足をすり抜け通路に立った。
背の高い彼の視線が、頭のてっぺんに注がれる。ユニは顔を上げることなく、ぺこぺこと頭を下げた。
ユニの座っていた席に若い男が座り、姿勢を正して腕を組んだ。

辺りを見渡してもいつの間にか満席だった。名古屋まで止まらない。
うっかり荷物も置いたままだと気が付くと、ユニは若い男が座っていた通路側の席に腰を下ろした。
今度また中年男がもたれかかったら、立ち上がればいいと安堵の息を吐いた途端、突然、窓側から怒号が響いた。

「おっさん!あんたわざとだろう?俺は男、わかる?お、と、こ!」
中年男の片方の手は、若い男の肩を抱き、反対側の手はジェケットの中に突っ込まれていた。
「※○%#\▽?*+―――」
険しい顔で睨む若い男に、表情は見えないが、とてつもなくびっくりした顔をしているのだろう。中年男はもごもごと訳の分からない言葉をつぶやいた。
「コジョ!(失せろ!)」
ユニの耳に韓国語が飛び込んできた。
どうやら、中年男はユニと間違えて若い男に抱きつき、胸を弄るような行為をしたらしい。
騒ぎを聞きつけてやってきた車掌に、若い男が事情を説明し、席を変えてくれと頼むと、ふたりは別の車両のそれぞれ空いている席に案内された。
二人掛けの席に案内されたユニは、少し離れた3人掛けの通路側に座った若い男の後ろ姿を見ていたが、いつの間にか睡魔に襲われ、ぐっすりと眠りこんだ。
はっとして目を覚ますと、京都を出たところだった。

―――!?しまった、寝ちゃった…

前方を見ると、見覚えのある後ろ姿に、ユニはほっと安堵の表情を浮かべた。

―――良かった…彼も新大阪で降りるんだわ。お礼を言わなきゃ!


ユニを中年男から助けたのは、日本に出張中のジェシンだった。
東京で展示会を終えた彼は、次に大阪で開催される展示会の準備のため、最終ののぞみで大阪に向かっていた。
酔っ払いの中年男のせいで、新幹線の中で寝られなかったことを悔しがった。
ホームに降りて改札に向かおうとしたとき、背後から「すみませーん」と韓国語で声を掛けられた。
立ち止まって振り返ると、窓際に座っていた女が立っていた。
顔の半分を隠していたマスクを外し、礼を言いながら頭を下げる。
そして、にっこりと微笑みを浮かべる彼女の顔を見た瞬間、息をすることができなくなった。

―――うそだろ!?

「ヨ、ヨナ…か?」
「え?…いいえ、キム・ユニといいます。本当に助かりました」
もう一度頭を下げるキム・ユニと名乗る女に、ジェシンは慌てて尋ねた。
「あ、いやそんなことは、いいんだ…きみも韓国人?」
「ええ…」

―――そうだ、ヨナであるわけがない…あいつは死んだんだ…

ジェシンは、横を向いてはっと息を吐くと、にっこりと微笑むユニを見下ろして言った。
「家まで、気を付けて帰れ…」
まるで妹に語りかけるように、優しい笑みを浮かべた。

ユニ


※挿入する画像は、管理人の悪趣味により編集・加工を施しており、あくまでもイメージです。否定や侮辱ではございませんこと、ご容赦ください。実在する人物・団体とは一切関係がございません。

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こんにちは。バブルぅです。お越しくださり感謝申し上げます。
さて、カラユニの物語は暗く長いトンネルに差しかかり、鬱々とした空気を漂わせておりますが…
妄想は、勝手に暴走して留まることを知りません。
ラブラブなカラユニをお楽しみいただいているゲスト様には、申し訳ない限りでございます。

思いつきで始めた、このコロユニの妄想物語。
ソンジュンオンリーだった私には無理だと言いつつ、何故か、キーボードを叩く手に機械油を差されたように動く動く…(^_^;)

ユニをガッツリ肉食系にイメージしてしまい、申し訳ございません。

ところで、今回の新幹線のエピソード。実は20年ほど前の実体験なんです♪

どこから~ぁ、どこまでかというと~ぉ……

……いや、あの、閉じないで、聞いてください!!

大阪で得意先と食事を終えた私は、最終の上りの新幹線に乗り、ユニと同じく窓際に座っていたんです。
結構混んでましたけど、スーツ姿の素敵なビジネスマンが(美化してる)通路側に座り、ウフって…
その、密かな楽しみを奪うかのように、酔っ払いのジジイが真ん中に座り…あとは車掌に訴えて席を代えてもらうところまで ウフフ

「おっさん、何してるの?俺、男、お、と、こ」
きゃ~~!!ふぅ~今でも忘れられない…
え?その後?車両まで離され、ふて寝を決めた私は終点まで起きず、素敵な方との出会いは二度とやってきてはくれませんでした……
ち~~ん
(ち~~んだって…プププっ)

ではまた、明日もお越しくださいますか?
バブルぅ

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