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21 2018

episode20 檀紀4348年

【奎章閣閣臣たちの日々】に登場するキャラを、勝手に現代に置き換えた二次創作です。
たくさんのリクエストをいただいたコロユニの妄想ストーリー♪……妄想です。
アダルティな表現も、ややぼかしつつ……ご容赦ください。


ソンジュンがQ.Y.システムに入社して半年を過ぎた頃、ヨナが倒れて緊急搬送されたと連絡が入った。




娘を連れて実家に寄った際に、突然倒れたという。
救急車の中で吐血し、すぐに検査が行われ、ソンジュンが駆けつけたときには、すでに手術室に入ったあとだった。
8時間にも亘る手術の末、ヨナの母とソンジュンが呼ばれ、手術を執刀した医師から説明を受けた。
幼い娘のミナは、ソンジュンの母と一緒に部屋の外で待っていた。

「膵臓に腫瘍がありました―――」
銀色のトレイに乗せられた、大きな血の塊を見せられる。
母は口元を手で押さえて驚き涙を浮かべる。ソンジュンは険しい顔で、鶏卵ほどの大きさの塊を見て目を瞑った。
「―――まだ、はっきりとは言えませんが、悪性の可能性が高いと思われます」
「悪性!?一体…」
「悪性の腫瘍、いわゆる、ガンの可能性がある―――」

ガンだと聞き、ソンジュンの頭の中が真っ白になった。
それ以上の医師の言葉は、耳に入ってこなかった。

少し前から兆候は現れていたらしい。
ソンジュンが大学を卒業する頃から、ヨナは体調のすぐれない日が続いていた。
食欲がなく、食べてもすぐに胃がもたれるようになり、体重が減っていく。
子供ができたかもしれないと思ったが、そうではなかった。
ソンジュンが心配して、病院に行くよう言い聞かせたが、ヨナは働き始めた夫に心配かけまいと、医師からは単なる胃もたれだと言われたと嘘をついていた。

手術の翌日に目を覚ましたヨナは、ごめんなさいとソンジュンに謝った。
ソンジュンは、ベッドの傍らで娘を膝に抱き、優しい微笑みを見せながら首を横に振った。
「ほらミナ、見てごらん?…やっとママが目を覚ましたよ」
ソンジュンは娘を膝から下ろして、ヨナの傍へ抱え上げた。
娘の頬に手を添えながら愛おしそうに微笑むヨナの額に、ソンジュンが唇を寄せて言った。
「もう僕のことを忘れてしまったんじゃないかと、すごく心配した―――」



※挿入する画像は、管理人の悪趣味により編集・加工を施しており、あくまでもイメージです。否定や侮辱ではございませんこと、ご容赦ください。実在する人物・団体とは一切関係がございません。

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