FC2ブログ

Funny stories

ARTICLE PAGE

21 2018

episode2 檀紀4348年

【奎章閣閣臣たちの日々】に登場するキャラを、勝手に現代に置き換えた二次創作です。
たくさんのリクエストをいただいたコロユニの妄想ストーリー♪……妄想です。
アダルティな表現も、ややぼかしつつ……ご容赦ください。


ジェシンの部屋を追い出されたヘギョンは、カツカツと勢いよくヒールを鳴らしながら、夜の繁華街を早足に抜けていった。
あまりの悔しさに、涙があふれそうになる。
ヘギョンは足を止め、仁王立ちで前を見据えた。

「もうっ!!」

―――また、ヨナさんなの!?ヨナがいったい何だっていうのよ!?
 とっくに死んでる人と比べられても、勝てるわけがないわ!
 しかも、妹でしょ!?
 なによ!究極のシスコンで、未練がましいぐずぐず男だわ!!
 前みたいに、遊びまくってやるわよ!
 男はあいつだけじゃないもの!

「そうよ!男なんて掃いて捨てるほど、いくらでもいるわ―――」

鼻息を荒くして、男はいくらでもいると口走っても、やっぱりジェシンが頭から離れない。
しばらく会えなかったのに、自分だけが恋しいと思うだけなのだと、急に寂しくなった。

ヘギョン


東京と大阪で開催された展示会への出展で、日本に出張していたジェシンは、この日、帰国したばかりだった。
1週間以上会えなかったのに、到着ロビーで待っていたヘギョンに、わずかに笑みを浮かべただけで、優しい言葉の一つもかけることはなかった。
いつものことで慣れていたが、ヘギョンが不満そうに口を尖らすと、ジェシンは片方の手を空けて彼女の手を握った。
彼の前では、人一倍高いヘギョンのプライドも容易に崩される。
ジェシンの些細な仕草が彼女の涙腺を刺激して、ぎゅっと手を握り返した。

そのままジェシンの部屋に上がりこんでも、何も言わなかった。
スーツケースもそのままで、真っ直ぐにバスルームに向かったジェシンを、ヘギョンは今か今かと出てくるのを待っていた。

バスルームから出てきたジェシンは、真っ白なTシャツにグレーのスウェットというラフなスタイルだった。
半袖からのぞく細マッチョな腕に、もうすぐ抱かれるのだと思うと、胸の奥をゾクゾクとさせた。

ジェシンは、そんなヘギョンの存在を無視するかのように、冷蔵庫を開けてペットボトルの水を手に取り、仕事用のバッグからタブレットパソコンを取り出すと、ソファに腰を下ろしてタブレットを開いた。

「ねぇ、あとでいいでしょ?もう、待てない…」
ヘギョンは、強引にタブレットを閉じてジェシンの手を握り、ベッドに連れて行った。
ジェシンは仕方のないやつだというような表情を浮かべると、Tシャツと脱ぎ去り、ヘギョンを乱暴にベッドに押し倒して唇を重ねた。
そして彼女の着ていた服を剥ぎ取り下着だけにすると、ヘギョンの胸を昂らせた唇は遠のき、下肢を湿らせた手を止めて仰向けに寝転び、あとはご自由にと言った態度でスマホを弄りだした。

ジェシンの乗り気じゃないという時の態度に、ヘギョンは怒りを覚え、見てらっしゃいと言わんばかりに、彼の股間に顔を埋めたが、彼の中の男もヘギョンを無視し、結局は追い出される破目になった。

バッグから小さな箱を取り出して開けてみる。
空港からマンションへ行く途中で、土産だと渡されたパールのピアスに、嬉しくて涙が出た。
どうして彼を想うのがこんなにも苦しいのだろうと、がっくりと肩を落とし、重い足を引きずりながら家路についた。


<登場人物>
シン・ヘギョン
28歳
元ミス・コリア候補。自称ジェシンの恋人。
プライドが高く、気の強い性格。
派手な男遊びに天罰が下り、飲んでいたバーでトラブルになったところをジェシンに助けられる。
それ以来、どれだけ冷たい態度で突き放されても、ジェシンを振り向かせようと必死。


※挿入する画像は、管理人の悪趣味により編集・加工を施しており、あくまでもイメージです。否定や侮辱ではございませんこと、ご容赦ください。実在する人物・団体とは一切関係がございません。

にほんブログ村

お気に入りの二次小説は!?



関連記事

成均館スキャンダル ソンギュンガンスキャンダル ユチョン 二次小説 성균관스캔들 ソンジュンギ ユアイン

0 Comments

Leave a comment