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Funny stories

成均館スキャンダルのソンジュンとユニに夢中のバブル世代。恐れ多くも、現代のソウルを舞台に二次創作にチャレンジ中!

26 2020

はじめまして

皆さま、初めまして。バブルぅと申します。
お越しいただき、心より感謝いたします。


遅ればせながら、マイ韓流ブーム。

一昨年のお盆休みに垣間見たドラマ【太陽を抱く月】
世子役のジングくんとヨヌ役のユジュンちゃんの演技に完全にノックアウト。
朝鮮時代の王宮の鮮やかな色使いに、目を奪われました。

その後はお決まりのコース……
13 2018

episode124 檀紀4348年

【奎章閣閣臣たちの日々】に登場するキャラを、勝手に現代に置き換えた二次創作です。
たくさんのリクエストをいただいたコロユニの妄想ストーリー♪……妄想です。
アダルティな表現も、ややぼかしつつ……ご容赦ください。


―――イ課長、仕事終わらないのかしら…

ユニが腕時計に視線を落とすと、はっとした表情を浮かべてつぶやいた。

「もしかして!?」

ソンジュンから連絡があったのではないかと、バッグからスマホを取り出し画面をタップすると、思った通り、彼からの着信が残されていた。

―――今さら気付くなんて…

呆れながら席を立とうとしたとき、テーブルに案内した支配人が近づいてくると、彼はユニに座るよう促し、口元を片手で覆いながら耳打ちした。
「お相手の方から、あともう少しだけお待ちいただくように、たった今、お電話を頂戴しました」
「すみません…」
ばつの悪そうに肩をすくめるユニに、支配人は愛嬌たっぷりの笑顔を送った。
やがて、待っている間にということだろう、軽めのオードブルとグラスワインが、ユニの前に運ばれた。


―――やはり何かトラブルが起こったんだわ

ユニは、オフィスを出て行く時のソンジュンの様子を思い浮かべながら、ほんの少しワイングラスに口をつけただけで、心配そうに窓の外を眺めていた。

それから間もなくして、扉の開く気配と、店員のボンジュールという声とお待ちですという断片的な単語が聞こえてきた。
扉に背中を向けているユニからは姿が見えない。ソンジュンが来たと思ったユニは、姿勢を直して彼が案内されるのを待った。

「―――おとなしく待っていたのか…」

―――!?

ぶっきらぼうなセリフに、ユニがはっとして顏を上げると、 視線の先にはジェシンが立っていた。
そして、断わりもいれずにユニと向かい合って腰を下ろし、テーブルに肘をついて無言のままユニを見つめた。
ジェシンの視線がユニの口を封じる。
何も悪いことをしていないのに、ジェシンに責められているような気がしてならない。
「あの…」
「カランじゃなくて悪かったな」
「なぜ…」
「なぜかって?―――キム・ユニがエッフェルでカランを待ってるが、電話も通じない。来られなくなったことを伝えろって…で、俺が使いに出された」
どこか棘のある言い方に、ユニは戸惑いから徐々に苛立ちに変わっていった。
ジェシンの口ぶりではヨンハの差し金だろう。秘密だと思っていたのは自分だけだろうか、3人組に弄ばれている気がしてならない。
「帰ります…」
「ん?…ああ」
ユニがバッグを手に持ち、すくっと立ち上がる様子を、ジェシンの視線が追う。
無言のまま視線だけをぶつけ合っているところに支配人がやってきた。
「ボンジュール、コロさん」
「やあ、マイケル。久しぶり…」
「ノン、ノン、マイケルじゃなくて、ミシェールです。ははっ、相変わらずですね。お飲物は…いつもの?」
「いや…悪いが帰るよ」
「おや、どうして?」
支配人は、少し寂しげな表情で笑みを浮かべながら、ジェシンとユニを交互に見る。
ジェシンは、ユニを挑発するかのように、親指を噛んでするどい視線を送った。




「失礼しま―――」

  グゥゥ―――

間の悪いタイミングで、席を離れようとしたユニのお腹が唸った。

「ふっ…お前の腹は、相変わらず正直だな。おとなしく座れ」
「……」
ユニの顔がみるみる真っ赤に染まる。ジェシンの言う通り、ユニは素直に椅子に腰を下ろした。

「マイケル?ワインと言いたいところだが、いつものビールを頼むよ。グラス2つで」
「ウィ、ムッシュ…コロさん?私の名はミシェールです、いい加減覚えてくださってもよろしいのでは?
「わかったよ、マ・イ・ケ・ル?」
支配人のミシェールは、やれやれと、にこやかに笑いながらテーブルを去った。


※挿入する画像は、管理人の悪趣味により編集・加工を施しており、あくまでもイメージです。否定や侮辱ではございませんこと、ご容赦ください。実在する人物・団体とは一切関係がございません。

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09 2018

魅惑のベトナム紀行6

【成均館儒生たちの日々】に登場するキャラクターを、勝手に現代に置き換えた二次創作です。
原作やドラマ版から引用した部分もありますこと、ご容赦ください。




ソンジュンのすぐ目の前で、ユニは子供たちと鬼ごっこをしていた。
頭からすっぽりと白い布を被り、頭上を革製の輪っかで留めた姿は、まるでアラブの民族衣装のようだ。
中から伸びた両手をひらひらとさせて子供たちを探す様子が、ソンジュンの目に微笑ましく映った。

ソンジュンは、すぐに駆け寄って抱きしめたい気持ちを抑えながらゆっくりと近づき、わざとユニの前に立った。
「ほら、捕まえた。うふふ、誰かしら?…えっ!?」
ユニの手に伝わる感覚が、とても子供とは思えない体つきに驚き、思わず手を引っ込めた。
ソンジュンは顔をほころばせ、ユニの顔を隠していた白い布をふわりと持ち上げた。
「ユニ?僕だよ」
「えっ!?」
すぐ目の前で、にっこりと微笑みを浮かべたソンジュンがいる。ユニは一瞬ここがどこなのか分からなくなった。
いきなりの登場に驚き、後ろに転びそうになるユニの腕を、ソンジュンが掴んで引き寄せた。

「阿郎(アラン)…」
たまらなく会いたいという願いが見せた幻だろうか。みるみるユニの目が涙であふれそうになり、声をつまらせた。
白い布がまるでウエディング・ベールとなって、ソンジュンと向き会う姿は教会での結婚式のようだ。
たまらずソンジュンは、大きく息を吸いこんで言った。

「ユニ…今すぐ、僕と結婚してくれ!」
「あ、アラン?け、結婚って…そんな、待って」
「どうして?もう…待てない―――」

ソンジュンがユニを抱き寄せようとした時、突然、けたたましい韓国語の叫び声が上空から降ってきた。

 『ユニは俺のものだ!ユニに触るな!ユニに近寄るな!』

―――誰だ!?

ソンジュンが声のする方を振り返っても姿は見えない。
「だめよ、ヨリム!いけないっ…アラン、しゃがんで?」
「えっ!?ヨリ―――うわぁ!!」
バサバサという激しい羽ばたき音がしたかと思うと、何ものかがソンジュンの頭部を襲った。

―――鳥?

訳が分からないままソンジュンがしゃがむと、ユニの両腕がソンジュンの頭を抱え込んだ。
「いけないわ、ヨリム?この人は平気よ―――」
ユニが優しく諭すと、何モノかはおとなしくなった。
「―――いい子ね、ヨリム…ホウン(Hung)くん、ヨリムをお願い…アラン?もう大丈夫」

ユニの身体が離れ、ソンジュンは顏を上げて辺りを窺いながら立ち上がった。
ソンジュンを襲った何モノかの正体はオウムだ。
ヨンハのあだ名にふさわしい、煌びやかな羽根をまとったオウムのヨリムは、ホウンと呼ばれた少年の肩に止まり、素知らぬ顔でホウンから差し出されたものを啄んでいた。

「驚いた…あんな風に手なずけたのは誰か、なんて…聞かなくてもわかるよ」
「うふふ」
口元に笑みを浮かべながらやれやれと言うソンジュンを、ユニは眩しそうに見上げながら可愛らしい声で笑う。
「あのオウムと同じ名前を持つ紳士が、きみに近づこうとする悪い男たちを撃退するためにしつけた…違う?」
「そうよ大正解!悪い人かどうかはわからないけど、さっきみたいに追い払ってくれるの…すごいわ。さすがね」
「ははは―――」
ソンジュンは、冗談ぽく答えるユニを愛おしく見下ろした。
久しぶりの対面しながらの会話に、嬉しさが溢れ自然と笑みがこぼれる。
ソンジュンの腕が伸びてユニを引き寄せようとするのを遮るかのように、子供たちの騒ぐ声があたりに響いた。

―――ヨリムさんが来たんだって!
 ―――ヨリムさんがユニ先生に会いに来たんだ!

誰かが触れ回ったのだろう。好奇に沸いた子供たちがわーっと声を上げながら集まってくる。
「ユニ?少しだけ話がしたいんだ」
「あの…少し待って?これから午後の授業が始まるの」
「そうか…そうだね―――」

ユニは、あとでねと子供たちを引き連れて教室へと向かって行った。
思い切って言ったプロポーズを、あっさりと受け流されたソンジュンは、校庭の隅の大きな木の下に腰を下ろし、本を取り出した。
しかし広げてはみたものの本のページは一向に進まない。

―――僕が、焦りすぎたんだ 

ソンジュンは、困惑したユニの表情を思い出し、いきなりのプロポーズに驚いただけだと自分に言い聞かせ、複雑な心境で彼女が終わるのをじっと待った。


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07 2018

episode123 檀紀4348年

【奎章閣閣臣たちの日々】に登場するキャラを、勝手に現代に置き換えた二次創作です。
たくさんのリクエストをいただいたコロユニの妄想ストーリー♪……妄想です。
アダルティな表現も、ややぼかしつつ……ご容赦ください。


「トゥール・デ・エッフェル…ここだわ」





ユニは、ソンジュンと待ち合わせした店に、約束の時間よりも少し早めに着いた。
ソンジュンの言う通り、敷居の高いフレンチ・レストランではなく、こじんまりとしたカジュアルレストランだ。
表のテラス席では、数人の外国人が仲間同士で夕食を楽しんでいる。
ユニは、彼らの間を抜けて店の中に足を踏み入れた。

「ボンジュール!」
背の高い初老の支配人らしき男性が、にっこりと微笑んでユニを迎えた。
店内は、週末ということもあって大勢の客で賑わっている。
ユニは、ソンジュンの名で予約しているはずだと伝えると、こちらへと店の奥のテーブルに案内された。

.。o○○o。..。o○○o。..。o○○o。.


ユニがレストランで席に案内された頃、ソンジュンはまだオフィスにいた。
ソンジュンは、パソコンを操作をする青年の背後に立ち、腕を組んで厳しい表情を浮かべている。

「ソースを見せてくれるかい?」
「はい、イ課長」
ソンジュンに指示されたプログラマーの青年が、マウスをスクロールさせながら、複雑な文字列で埋め尽くされたソースコードを指でなぞり、暗い表情を浮かべた。
「すみません…イ課長」
「大丈夫だ…もう一度調べてくれるかい?」
ソンジュンは青年の肩をぎゅっと掴んで「頼むよ」と声をかけ、その場を離れながら腕時計に視線を移すと、はっとした表情を浮かべ、自分のデスクには戻らずに部署の扉に向かった。

いつの間にか、ユニとの約束の時間を30分ほど過ぎていた。
通路に出たソンジュンは、周囲に誰もいないことを確かめると、スマホを取り出してユニの電話番号を表示させた。
受話口からはコール音だけが続くばかりで、一向に繋がる気配はない。

―――怒って帰ってしまったのだろうか
 ―――いや、彼女にかぎって…

ユニへのコールをあきらめ、レストランに電話をしようとしたところで、ソンジュンの名を呼ぶ声が聞こえてきた。

「カラン…お前、まだいたのか?」
ソンジュンが声のした方を振り向くと、そこにはいつもの飄々とした表情じゃなく、心配そうな表情を浮かべるヨンハが立っていた。
「ヨリム先輩…まだって―――」


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02 2018

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その日の夕方。
ユニは、ソンジュンに頼まれていた書類を手に、彼のデスクに向かった。

「イ課長?依頼されていた企画書です。遅くなってすみません…」
「ありがとう、ユニさん―――」

ソンジュンは、書類を受け取ってひと通り目を通すと、にっこりと優しい微笑みを浮かべた。
「―――さすがです。このまま来週の会議にかけましょう…」
「ありがとうございます」
ユニが頬を上気させてはにかむと、ソンジュンは彼女だけに聞こえる声でささやいた。
「きみのおかげで、今日は予定通り終われそうだ…僕の方こそ、ありがとう」
デートの約束を連想させるソンジュンの物言いに、ユニはますます顔を赤らめた。
ソンジュンとユニをほんのりとくすぐったい空気が包み込む。そんな甘い空気をかき消す声がふたりの耳に届いた。
「イ課長!ムン課長代理から外線です」
電話を取ったスタッフから、ジェシンからの電話だと告げられ、はっと我に返ったふたりの視線が合わさった。
電話の相手がジェシンだと知り、ユニの胸が一瞬ドキッと鼓動を打つ。
「ありがとう、出ます…もしもし、お疲れ様です―――」
受話器を取ったソンジュンが、ユニにデスクに戻っていいとジェスチャーをすると、ユニはうつむきがちに軽く会釈をして背を向け、自分のデスクに向かった。

「―――わかりました、すぐ確認して折り返します…」
普段と変わらないソンジュンの口調の中に、どこか冷静を装ったような違和感を覚え、ユニは足を止めて肩越しにソンジュンの様子を窺う。すると、さっきまでの穏やかな表情が一転し、厳しい顏で腕を組むソンジュンの姿が目に映った。




―――何か、あったのかしら?

嫌な予感がユニの脳裏をかすめる。デスクに戻ってからも不安を覚えながら終業時間を迎えた。

パソコンの電源を切ったユニは、席を立とうとしてジェシンのデスクに視線を移す。結局、この日はソンジュンへの連絡があったきり、ユニへの連絡は一切なかった。
特に差し迫った要件があるわけでもないが、ヘギョンとのベッドシーンに遭遇して以来、ジェシンと言葉を交わすどころか顔も合わせていない。それがユニの胸に引っかかったままだった。

「お疲れさまでした、お先に失礼します―――」
ユニは、周囲に挨拶をしながらデスクから立ち上がった。
さりげなくソンジュンのデスクに視線を送る。
少しでも気にしてくれるかと期待をしたのに、彼はユニに気づきもぜず、相変わらず厳しい表情でパソコンのモニターを睨んでいた。
いつの間にかヨンハの姿も見えない。
他のスタッフからの「お疲れさま」の返事も、この日は虚しく思われた。


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